数字に無知な社長は会社を潰しますNo.1

会社の売上を伸ばす

倒産しないための社長の計数管理全4編

1.計数管理の基本。KPIとは?
KDD経営をMKK経営
計数は3層構造。目標進捗確保

2.財務経理KPI
日常業務で  する計数
まいつくの試算表へ集計される
PL科目 RS科目増減

3.営業業務KPI
メインデータ&サブデータ
自社の基本KPIを決める
システム会計ソフトとクラウド

4.資金資産KPI
範囲資金収支管理
資産管理

数字は重要

経営の全てが数字に表れる。そして数字は必ず黒字であるべき。黒字じゃなければいつかは倒産する。

税理士に言われて初めて過去赤字があった事が分る社長さんもいる。

目標の重要性

ビジョン、年度目標、半期事業計画、月間計数、日々の進捗をまとめる。

前週の結果、今週来週をどうするか。そして月間が出て今月の反省改善点を探る。

それを数字で定量化してルーティンで回していく

PCDIで行う

①計数管理の基本KPIとは?

Key Performance Indicater

重点業績管理(業績評価)指標

会社で社長さんがしっかりと自社KPI基準値を持ち、この基準値に合わせて管理をしていかなければならない

②財務・経理KPI

日常の営業業務で発生する事は

売上
費用(流動費用・固定費用)

のみ

売上:収益
流動費用:仕入れ・外注
固定費用:人件費・一般管理費

貸借対照表(Balance Sheet)

借方 貸方
売上100(PL)

売上が100。複式簿記なので相手側に出てくる科目

損益計算書の科目は日常業務で発生する

借方 貸方
現金100 (もしくは売掛金100)(BS) 売上100(PL)

仕入れ(費用)

借方 貸方
現金100 (もしくは売掛金100)(BS) 売上100(PL)
仕入れ50(PL)

 

借方 貸方
現金100 (もしくは売掛金100)(BS) 売上100(PL)
仕入れ50(PL) 買掛金50(BS)

接待費を現金で払う

借方 貸方
現金100 (もしくは売掛金100)(BS) 売上100(PL)
仕入れ50(PL) 買掛金50(BS)
接待費10(PL) 現金10(BS)

この様に営業の業務が色々発生するが、

・売上
・費用
・BS

この3つしかない。科目は検索すれば直ぐに分る

これらが反映されて1か月の試算表が出来上がる

経理が分からないと経理担当に舐められる

年商2億3億企業の経理は1週間に5~6時間あれば出来る。

③営業業務のKPI

3年のビジョンを作る。そして2年1年の売上利益計画を作成。

半期事業計画の作成。これが月間の目標になる。

月間の目標が先ほどの財務KPIを含め、日々のデータが集計される。

日々のデータ2つの側面

1.財務会計へ流れていくデータ(仕訳されるデータ)売上費用が発生。費用に流動固定費用。(メインデータ)
2.営業上データ。仕訳されないデータ(サブデータ)

飲食店であれば、客数・客単価・人気メニュー等
建設業であれば、3~5か月受注予測実績・原価・見積もり・案件別粗利

営業に必要なデータ。商品別・担当別・地域別などの売上

②は業種別にKPIが変わって来る。①は変わらない。

④資金資産KPI

半期の資金計画

売上利益 5月 6月 7月 8月~~~
売上
原価
粗利
費用
営業利益
売上回収 5月の50% 5月の50%の回収
仕入れ支払い 翌月支払い
経費支払い
残高

など、計算式を入れておくと、

売り上げの数字を変えるだけで全部の数字が出て来て向こう6か月の資金計画・営業収支は全部わかるという風にしておかなければならない。

 

平残

月末全支払いが終わった後に、月間売り上げの1.5か月分を平残で持ってください。

3000万円の平均売上の会社であれば、4500万円が常に残っているという状態に最低持って行く。

いざという時の運転資金。そして資産として投資してお金に働いてもらう。

少なくとも月商の3か月分の資金は持ってください。何しろ持つ。無かったら借り入れをする。

残った4500万円。これは絶対に元本安全6%で回す。

12年で9000万円に出来る。

実体経済の厳しさ。

金融経済の中で資金を残す事を行う。

大手や銀行。銀行は貸出て利息、そして手数料。だが最近40%は金融収益。大手も大きな金融収益。実体経済以上に金融収支で利益を出す事を考えないといけない時代になった。

現金を持つ事。

現金があると何しろ安心して経営が出来る。

この数字が中小企業には無い

①財務経理KPI
②営業業務KPI
③資金KPI

係数に対して無知無明。数字が見えていない。

無知が無明の中で経営をしている状態。会社はおかしくなります。

KDD経営(中小企業の社長の経営。かっこいい?)

感(勘ではなく)・度胸・どんぶり経営

結構感じて数字が分かる事も有るが、どんぶりでは目先経営になってしまっている。

コロナが終焉しても元には戻らない

需要は減少し、全く新しく再現性が崩壊した新しい構造に変わる。

相当の会社が倒産危機。コロナ融資補助金があり、現在は乗りきれている。

現在は融資を受けて楽な赤字企業もあるが、その下支えが終わり、返済がやってくる。需要は上がらない。

アフターコロナ70%売り上げの中で、転ばぬ先の杖プランを作らないと大変な事になる。

①財務経理KPI:社長が苦手な会社の基礎を知ってもらう。
②営業業務KPI:コロナ後を乗り切る資金計画
③資金資産KPI:コロナ後を乗り切る資金計画

数値管理・プランをしっかり立ててやっていく。

「なんとかなる?」

今までは世の中の再現性があった。

人の価値観が一定できた。同じ需要が再現された。

自分の家族で考えると…

同じ場所で買い物、同じ場所で食事。同じように動いていた。

コロナを機会に、行動から需要が一気に変わってしまった。

ニューノーマルの時代。

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