業務組織図これだけで変わる中小企業経営

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中小企業は業務組織が無い

社長が目先的な仕事を割り振る。なんとなく会社が動いている状態。

社長が直接聞かなければ分からない。社員は指示待ちになる。目的が分からなくなる。理由や必要性を感じなくなる。社員能力を有効に活用できていない。

会社はどのような機能があって集まっているのか?

経営部門、経営層。中小企業の場合は殆ど1名。長期ビジョンや経営計画を立てるべき。

長期の方針を間違えると、下が上手く回らず経営は上手くいかない。

次に部門。営業、販売促進、生産、物流、管理、会計

部門とは通常は目標がある。方針もある。目標があり、進捗が分かり方針やルールが守られ管理を受けているか。これを管理するマネージャーがいる。これは実務実戦ではなく、部門。

部門の下にあるもの。部署に営業であれば新規開拓や地域、お客さん別などの部署の分け方がある。ここが実戦部隊。

部署の機能。組織としての土台。

何か新しい事を始める場合は、新しい機能はどの部署に置くかを考える。先に人を入れて考えるのではない。組織図の中に機能を配置するか、そちらが先。すると組織の機能編成が出来る。

業務組織ー機能編成の図。この機能が相乗的に関連性を持って、1つの企業としての動きとなって成果を出す。

人の話がまだ出てきていない。

人事編成は、機能が出来て目標が出来、売上を月に1億出す場合は、どれだけのマンパワーを配置するのか。配置方法の一番基本は、例えば10億売上でこれだけのコストがある場合、これだけの粗利が必要。

人件費
一般管理費
報酬報奨
設備投資
福利厚生予算
社長の利益目標

この合計がコストと考え、粗利率によって売り上げが決定していく。

売上と粗利が決定した際に、1人の生産がいくらなのか?中小企業であれば100万円。大企業は200万円。大企業は給料100万円を払っても100万円会社に残る。

中小企業は60万の所もある。40万円払ったら20万円しか残らず、コストと合わない。

1人の生産性を上げなければならない。

荷物が1個あり、10人で運ぶか5人で運ぶか。収益を出し、配分を大きく出す事がかなめ。

粗利が5000万円必要だとする

1人100万円の生産性だとすると、

50人でこの会社を回さなければならない。

粗利が1000万人必要であれば、10人。

組織の職能構成

経営層・中間管理職・一般。経営層の中に、長期戦略と経営計画を立てる長期戦略分が必要。

ジョブ型雇用で専門的なスペシャリストがコンサルトとして入る。

経営者が成長するために、人生全般における外部メンターの採用が必要。

経営層・中間管理職・終身雇用社員・非正規パート・ジョブ型雇用コンサル・経営陣社長の相談役兼人生のメンター

6つの職能が会社内にどのように編成されていくのか。

これからの時代

社長が長期戦略を設計するために、外部の専門職を呼んでくる、そして経営全般のメンターを持つのか。

複雑な経営、情報の氾濫では社長1人では間に合わない。

目先に忙しくバタバタと仕事をしていても、最終的にどの選択でどのように向かうのかを見えていないと、同じことを同じような事を同じ人間が会社は改善できない。

業務機能分解フローチャート

業務には全てフローがある。

それぞれの業務機能が同業他社を圧倒的に凌駕する卓越性が必要。

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