倒産しないための社長の計数管理全4編
1.計数管理の基本。KPIとは?
KDD経営をMKK経営
計数は3層構造。目標進捗確保
2.財務経理KPI
日常業務で する計数
まいつくの試算表へ集計される
PL科目 RS科目増減
3.営業業務KPI
メインデータ&サブデータ
自社の基本KPIを決める
システム会計ソフトとクラウド
4.資金資産KPI
範囲資金収支管理
資産管理
No.1 KPI概念
No.2 財務経理のKPI
No.3 営業業務のKPI
営業業務のKPI
メインデータ:損益計算書
サブデータ:それ以外のデータを作るための数字(客数、客単価、クリック率等)
ビジョンを持つ
3年後にウチの会社はどのようになっているのか。
売上、利益、粗利、費用、営業利益の各目標をビジョンとして持つ。
半期事業計画を持ち、向こう3年のビジョンを持つ。半年ごとに確認でき、未来が見える。
中小企業の殆どは、目先でしか動いていない。過去から同じことを同じように行うのみ。日常業務、雑務、問題の対応、突発的イベントがあり、学習時間が取れない。
目先的な売り上げや資金繰りに窮する。社員の事を考える事が出来ていない。
何故上場企業は給料が高くて儲かっているのか。中小企業との違い。福利厚生の充実。社員のモチベーションが違う。
例:年商4億円企業
顧客開拓ビジョン(DX)
販売促進ビジョン
生産ビジョン
経営健全化指標3つのKPI (財務経理KPI・営業業務KPI・資金資産KPI)
業務組織人事配置 1人当たり120万円生産性を持つ
就業改革働き方改革
金融ビジネスビジョン
固定給成果給配分ビジョン
福利厚生ビジョン
社員人間的成長ビジョン
関係会社ビジョン
2024年に10億円にする計画。毎年の収支シミュレーション財務諸表を作成
営業利益1億円
労働分配40%
12人で行うと?
ボーナス年間1人で350万円になる。年収ではなくボーナスだけ。
こういう数字を社員に見せただけで社員のやる気はどうなりますか?
真剣になります。ワクワクするビジョンが無ければ働かない。
過去現在に100%追われている社長さん
目いっぱい現実の仕事をこなすラットレースの日々。未来を全く知らないし知ろうともしない。作ろうともしない。
まずは過去現実の仕事を80%に減らす。さらに減らしていく。
そして未来のビジョンを作り実行する時間に振り分けていく。
ビジョンの中に課題が出てくる。ビジョンは社員全員で共有。
中小企業の社長は
現場60
課題対策40
この辺りが丁度良い。
3ヵ年ビジョンで目標を作る
3年 | 2年 | 1年 | 半期 |
目標の管理
半期事業計画が、月間へと降りてくる
毎月の目標を出し、売上活動から様々な数字財務経理のKPIの数字が出てくる。 | |||||
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 |
1月が少々不足した場合。
進捗の管理
1か月を第1週~第5週に別ける
第1週 | 第2週 | 第3週 | 第4週 | 第5週 |
目標500万 | 1000万 | 1500万 | 2000万 | 2500万 |
実際300万 |
第2週に前週の進捗結果を週ごとにだす。そして目標に届いていなければ、問題改善と次への対策。毎週行う。
1月の結果を見て、月間の改善を行い、これを6か月回していく。
目標⇒進捗⇒結果⇒目標
アサヒビール
男女比率・地域別・飲食店・スーパー・季節…様々なサブデータが並んでいる。
今年の気象状況・景気・人々の考え・広告・人気芸能人。それによって販促が決まる。