経営理念を育て、中小企業復活の礎とする。
中小企業の社長さんの多くが経営理念を持っていません。
そして経営理念を持つことの意義を理解していませんし、持つように指導をしてもまずは反抗の意図がすぐに顔に浮かび上がります。
今回は経営理念を持つことがどのように社長さん自身や会社全体のメリットになるのか、またそこからさらにどのような相乗効果が「確実に」生まれるのかをご紹介いたします。
中小企業の多くは経営理念がありません。
経営理念とは、経営の目的です。
社長さんにお聞きしますが、
社長さんは何のために、今の会社を経営しているのでしょうか?
たぶん真剣に考えたことがないのではないかと思います。 なぜなら、日々の経営の中で次々と出てくる、目先的な問題や課題に対処することで、それどころではないという事が現実でしょう。
- 資金繰りを回さなければならない。
- 売上が低下してきている。何とかしなければ。
- 営業の社員が思うように行動してくれない。
- 粗利の低下、受注額の低下が止まらない。
- 会議をやっても、社員から積極的な意見が出ない。
- 社員のやる気を出すにはどうしたらいいか。
- 社員にいろいろ注意するが、一向に改善が見えない。
社長さん自らも、銀行交渉したり、営業周りや現場の仕事出忙殺されていることともいます。 このような現実の中で、 「経営理念などと悠長なことは言ってられないんだ」 これが社長さんの本音ではないのでしょうか。
経営理念と目標というビジョン
経営理念とは、言いましたように経営の目的です。社長さん、目的を持たず
ただ目先的な行動をしているだけでは経営はうまくいきません。目的のない行動はモチベーションが上がらず、ただ辛く苦しいだけです。
例えば、「ハワイへ行って南国気分を味わいたい」という目的を持つとします。すると、いつ行くか、そのためにいつまでにいくら貯めるか、という目標が出てきます。楽しく幸せへな目的を定め、その達成のために作る目標には、やり甲斐が出てきます。
そして、この目標のことをビジョンと言います。
ですから、
経営にも目的が必要です。目的を達成するために目標があるんです。
それが経営理念です。 経営の目的・・・・経営理念とは経営に対する思いであり、長期的なものです。 そして経営理念は、会社の成長並び、社長さんや社員さんの進化成長と共により高い目的へと進化していくものです。
経営の目的・・・経営理念を作る
経営理念は日常の多忙の中で、なかなか考えらことは十分に理解します。
しかし、目的を持つことで目標が明確になります。
目的へ向かう目標は、夢と希望を達成する通過点です。
ですから、社長さん社員さんで、共感できる経営の目的を作り共有する事が必要です。
目的のない目標はただのノルマです。
そんな目標に向かって、社員さんはやる気で働くでしょうか。
人間は期待によって行動のエネルギーが出ます。
期待できない事にモチベーションが出ないように、脳の仕組みができています。
ですから
そうは言っても、理念などとかしこまってしまうと、なかなか出てこないと思います。
理念が見つからないようでしたら、このように素直に自分の心に問いかけてみてください。
社長さんが高齢になり会社を、息子さんか誰かに後を継がせることが決まり、社員さんや取引先さんが集まり送別会が開かれました。社長さんはその送別会で、社員さんやお得意さん、お客さんにどんな言葉を贈ってもらいたいでしょうか。
言ってもらいたい言葉を書き出してみてください。それを集約してみてください。 その集約が社長さんの経営の目的であり、経営理念です。
中小企業の本物の経営理念
経営の原則が2つあります。
社員さんを幸せにできる社長は幸せになる。
お客さんに喜んでもらえる会社は、永続的に繁栄する。
この原則から導き出す経営理念は、
- 社員さんの収入の増加と家族の幸せそして将来の安定
- お客さんに利便、喜び、感動を提供する
社長さんが、上記の自分の送別会で言ってもらいたい言葉を書き出し、それを 集約すると、きっとこの2つに集約されると思います。
社長さんの本来の仕事
社長さんの仕事は2つに分かれます。
- 目先的な問題を解決する仕事
- 永続的な繁栄を確かにする仕事
ほとんどの社長さんは、
目先的な問題を解決するためにほとんどの労力を費やしています。
もちろん目先的な問題解決も重要だと思います。
しかしこの先も目先的な問題解決の仕事ばかりしていると、道に迷います。
子供が道に迷えば親が助けに来てくれますが、社長さんが経営で道に迷っても誰も助けてくれません。
社長さん経営は今儲かればいいわけではありませんでしょう。
将来的に安定して儲け続けることが重要ではないんですか?
永続的な繁栄を確かにする仕事をするには、将来に目標がなければなりません。
将来に目標を作り、それを達成するという強い信念を持つと、その目標からやるべきことが見えてきます。
例えば、月商1000万円の会社が3000万円やりたいをいう目標を立てると、その目標から3000万円を売上げるやり方が見えてきます。
見えてくるやるべきことを課題と言います。
問題解決はある種、後ろ向きことがありますが、未来から出てくる課題は夢と希望です。
夢と希望は期待ですから、モチベーションも上がります。
そして、この課題を一つずつ取り組んでいくと、不思議に目先的な問題は消えてしまうものなんです。
新しい世紀の経営は、社長さんが目先的な仕事を少しずつ社員さんに任せ未来からの課題に取り組む時間を作ることが、うまく経営する絶対的な条件になってきます。
未来からの課題に取り組む
未来からの課題に取り組む仕事とは
経営の目的、理念を達成する仕事と考えてください。
社長さん、これからの仕事の配分は、
目先的問題解決と未来課題取り組みを50%ずつにすることです。
それが新しい経営です。 社長さんこれからの中小企業経営は本当に厳しい環境になって来ます。 ぜひ新しい時代を感じ、勉強をして「新しい経営」を身に付けてください。 私も、できる限り情報ノウハウを提供してまいります。
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